黒保根歴史民族資料館
土日は役場の職員が休みなのでボランティアで来ているとのことで、この辺りの歴史を研究しているメンバーの一人らしい。
文献資料が全て写真になっているのは、資料を寄託していた地元の有名な素封家が代替わりして返還を求められ返却してしまったということだ。返却した資料は、箱に入れたまま無人の家に放置され、良いものは盗難にあってしまっているらしい。
貴重な絵巻物もあったようで、資料館に寄託しておけば、保存庫もあり散逸が防げたのに残念だ。
農具や山仕事の道具は、地方によって違いがあるので、観ていて非常に面白かった。特に非常に刃の長い鋤は初めてみるものだった。
この鋤には足をかけて踏み込むようになっていて、深く畑を起こすためで、昔は競技会もあったということだ。
今朝の朝日新聞の一面に、地方の博物館や歴史民族資料館が存亡の危機にあるという記事が載っていたけれど、地方の文化をきちんと残すための拠点として重要なのに、財政上の理由だけで廃止されたり、貴重な資料が廃棄、散逸するという現実は非常に悲しい。
文字や写真で残すことはできるかもしれないが、現物こそが重要だと思う。
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