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2010/07/31

里山のクモ

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今日は、昨日まで少し気温が低く過ごしやすかったのに、湿度が高く、気温も高かったので、ちょっと動くと汗がしたたり落ちるほどだった。

二週ぶりに里山散歩。下草が昨日の雨をたっぷり含んで、靴もズボンも濡れ、汗でシャツはびしょ濡れになってしまった。

里山はウグイスとセミが元気なだけで、繁殖明けということもあって、鳥の動きは鈍く鳥はあまり見ることができなかった。サシバが上昇気流に乗って帆翔しているのを見ることができただけ。

面白クモ類を見ることができたので、今日はクモ特集。最初はオオトリノフンダマシ。目玉のような模様が特徴で、葉の裏に隠れていた。

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同じナゲナワグモ科 のシロオビトリノフンダマシも見つけた。

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細い葉の先にクモの脚がでていたので、裏側を見るとガザミグモだった。どうも近くを飛び回っていたマイコアカネを狩ろうとしていたようだ。

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写真を撮っていたら下の葉に移動したので全身を撮ることができた。カニグモ科というので「ガザミ」というのだろうか。

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このところハエトリグモの仲間に会いたいと思っているのだけれど、これが非常に神経質で見つけても、アッと思った瞬間消えてしまう。

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ハエトリグモなのだけれど、不明種がハエをつかまえて食べていた。食べるのに集中しているので、近づいても無視してくれた。

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これハエトリグモの一種だと思う。動き回っていてようやく大きな目玉の顔をとることができた。

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非常に大きなイオウイロハシリグモを見つけた。里山では非常に良く見つけることができるので、あまり撮影しない。

【観察種】
  1. ゴイサギ              7. カワセミ             13. ホオジロ
  2. チュウサギ            8. ツバメ               14. スズメ
  3. アオサギ              9. ハクセキレイ         15. ハシボソガラス
  4. サシバ               10. ヒヨドリ             16. ハシブトガラス
  5. コジュケイ           11. ウグイス
  6. キジ                 12. メジロ

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コメント

ずいぶん変わった蜘蛛たちにあえたのですね。シロオビトリノフンダマシは見たことがありません。
さて、ガザミグモとしているのは、アズチグモの黄色斑紋型では?なお、最初は「カザミ(風見)グモ」であったものが、カニグモ科なので、ガザミ(=ワタリガニ)グモに変更されたのだそうです。
その下は、マミジロ♂、その下はネコハエトリ?・・・
この辺は見分けが難しそうです。

投稿: yamasanae | 2010/08/06 08:28

yamasanaeさん

ありがとうございます。

夏は鳥がダメなので、虫眼になって里山を巡っています。

蜘蛛もほとんど知識がないので、初めて見るものが多いので、楽しんでいます。

投稿: きたきつね | 2010/08/06 08:39

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