時計台探訪
でも建設当時は、周囲には高い建物も少なかったから、5階建てに相当する時計台は、偉容といってもいいくらいの建物だったのだろう。
久しぶりに中に入ってみることにした。
建物内に入る人はすくないのだろう、二階の講堂に上がると、親子連れが2組ほどしかいなかった。
時計台で120年以上時を刻んでいる機械時計と同じメーカーの時計が展示されていて、動きがわかるようになっている。
時計台の時計は、振り子時計で、今でも石を詰め込んだ150kgの錘りの力で動いている。昔は、時報を知らせる鐘の音が4km先まで聞こえたということだ。今は、街の喧噪にまぎれてすぐ近くでしか聞こえないのだろう。
時間になったので、旧友との待ち合わせ場所に急いだ。高校卒業して以来42年振りの再会で、顔が判るかなと思ったけれど、目が昔のままですぐに判った。
忙しいのに仕事を早めに切り上げてきてくれたらしい。本当に久しぶりで1時間半ほど昔話に花が咲いた。自営業で頑張ってきて、後継者もいるようで、親の背中をきちんと見せてきたのだろう。それぞれ生きてきた歴史があって興味深い。
再会を約して分かれた。時々札幌に来て、いろいろな人と会うのもいいかもしれないと思った。
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