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2010/09/16

時計台探訪

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友達と会うために市内中心部に向かって歩いていたが、約束の時間まで30分ほどあったので、時計台に寄ることにした。ちょうど4時の鐘がなって、なかなかいい雰囲気になっていた。

ここも中国の観光客が沢山来ていて、ワイワイ、ガヤガヤと賑やかに記念写真を撮っていた。

週刊文春に時計台について小さくてしょぼいというような観光客の印象が載っていたけれど、明治11年にできた札幌農学校の講堂だから現在の感覚からいえば小さくて当たり前で、特にビルの谷間にあるのだから小さく見えるのは仕方がない。

でも建設当時は、周囲には高い建物も少なかったから、5階建てに相当する時計台は、偉容といってもいいくらいの建物だったのだろう。

久しぶりに中に入ってみることにした。

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建物内に入る人はすくないのだろう、二階の講堂に上がると、親子連れが2組ほどしかいなかった。

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時計台で120年以上時を刻んでいる機械時計と同じメーカーの時計が展示されていて、動きがわかるようになっている。

時計台の時計は、振り子時計で、今でも石を詰め込んだ150kgの錘りの力で動いている。昔は、時報を知らせる鐘の音が4km先まで聞こえたということだ。今は、街の喧噪にまぎれてすぐ近くでしか聞こえないのだろう。

時間になったので、旧友との待ち合わせ場所に急いだ。高校卒業して以来42年振りの再会で、顔が判るかなと思ったけれど、目が昔のままですぐに判った。

忙しいのに仕事を早めに切り上げてきてくれたらしい。本当に久しぶりで1時間半ほど昔話に花が咲いた。自営業で頑張ってきて、後継者もいるようで、親の背中をきちんと見せてきたのだろう。それぞれ生きてきた歴史があって興味深い。

再会を約して分かれた。時々札幌に来て、いろいろな人と会うのもいいかもしれないと思った。

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