借りぐらしのアリエッティ×種田陽平展
今日は30度以上の時間が11時間以上続いていた。
久しぶりに東京にでかけたけれど、東京は一段と暑かった。
午前中は、東京都立現代美術館で開催中の「借りぐらしのアリエッティ×種田陽平展」を見に行った。映画の美術監督の種田陽平さんが、ジブリのアニメ「借りぐらしのアリエッティ」の床下の住処をリアルな映画のセットとして再現した展示をメインに、種田さんがこれまで関わった映画のセットのスケッチ、設計図、実際のセット写真などが展示されていた。
「借りぐらしのアリエッティ」のセットは非常に広い面積に、アリエッティの部屋、父親の作業部屋、ダイニングルーム、風呂場、借りでかける通路、翔の部屋、庭などが再現されていた。
床下の通気口が展示のエントランスになっていて、そこから自分が小人になって、物語の世界に入るようになっていた。
セットは非常に良くできていて、天井の低い穴をくぐるようになっていたり、穴からのぞくことでリアリティーがでるようになっていた。天井の配管にゴキブリが2匹いて、それが時々動くので、若い女性が驚いて座り込んでいた。
気になったのは、アニメで感じたと同じでやはりスケールの微妙なずれが気になった。鉛筆がストローと同じ太さだったり、ネジのピッチが細かすぎたりといくつか気になった。
映画のセットは撮影が終われば解体されてしまい、なにも残らないから、今回のような展示は非常に興味深い。
種田陽平さんは、「キル・ビル」、「不夜城」、「フラガール」、「ザ・マジックアワー」、「有頂天ホテル」などの映画のセットを担当している映画美術のトップランナーのようだ。映画のセット作りは非常に総合力が必要な分野のようで、面白そうだ。
都立現代美術館は、巨大な建物で東京都だからできたのだろう。常設展示も見たが、現代美術というのはよく判らなかった。
同時に開催中の「こどものきわ展示会」の巨大なサッカーゲームがあった。
美術館前から新橋まで都営バスの旅。木場、豊洲、月島から勝どき橋、築地を通って銀座4丁目から新橋まで約45分、町並みの変化を楽しむことができた。
午後は東京ビックサイトで「ギフトショー」。いくつか目的のものを見ることができた。
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