里山散歩は休み
今日は「ニュースパニックデー 」。
台風14号の影響で朝から一日雨。久しぶりに里山散歩は休みになった。
俳優、声優、演出家の野沢那智さんが肺がんのため死去した。72歳。TBSの深夜放送のパックイン.ミュージックの「ナチチャコ」は高校生の時に聞いていた。「金瓶梅」をこの番組で知った。きたきつねが高校生だった四十数年前に野沢那智さんは20代後半から30代だったんだと思うと、きたきつねも年齢を感じてしまう。
「アレルギー患者が食べられる」とうたった卵の販売に消費者庁が注意喚起を出した。「アトピーが出ない」といった宣伝文句はインチキ業者が使う常套句だけれど、命にもかかわることを使うのは許すべきではない。
卵アレルギーの原因は主要成分の卵白アルブミンなどだから、「餌や育て方を工夫した」でアレルギーが無くなるはずがないけれど、人の弱みに付け込んで金儲けするのは、消費者運動を標榜する何でも反対屋と同じだろう。
今年の1月にNHKが放送したNHKスペシャル「無縁社会〜“無縁死” 3万2千人の衝撃〜」は非常に衝撃的だったけれど、あの放送を受けて今日「日本の、これから「どうする?無縁社会」が放送されていた。
視聴者参加型の討論は非常に面白かった。これから少子化、未婚の影響がさらに顕著に出てくるのだろう。日本社会が戦後憲法で、家庭のあり方が「家」から「個人」に変わった時から60年の間に徐々に「無縁社会」が形成されてきたのではないだろうか。
それと勤労者が地元で就業することが難しくなって、血縁、地縁から隔絶されしまうという就業構造も原因の一つだろう。また、勤務場所が住居と離れていて、会社中心の生活をしている人は、地域社会との交流を持つ機会がきわめて薄くなっている。その結果、定年退職や離職した時に孤立することになるだろう。
きたきつねも今の街に定住することになってしまい、親類と交流が葬式などくらいしか無くなっている。自戒も含めて興味深く見た。また、同じテーマでの放送があるようなので、必ず見なくては。
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