ドアの外は銀世界
マスコミの「伊達直人現象」への扱いが収束しつつあるようだ。きたきつねは、あまりコメントする気にならない話題だと思っていた。この種の話題は、いつもマスコミが騒ぎすぎる。
慈善活動は素晴らしいことなのだけれど、マスコミの報道の勢いで連鎖が起こってしまっている。寄付活動が、継続されるかといえば一過性で終わるのだろう。地道に慈善活動を継続している人たちがいることを忘れてマスコミが騒ぐのはいかがなものだろう。
加熱する報道は、番組の時間を埋めるために匿名をあばこうとするし、決していいことはないと思っている。
ただ、最初の伊達直人さんは立派だと思う。本来社会のありかたを考えると、政府や自治体が音頭をとるのではなく、それぞれの個人が自発的に社会に対してできることをするというのが正しいのだろう。
江戸時代から昭和の高度成長前までは、地域の互助が機能していたのではないだろうか。無縁社会という現象が顕在化したいま、地域の互助を見直す時がきたえいるのではなかろうか。
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