午後は睡魔が
菅総理が各省事務次官らを首相官邸に集めて「脱官僚」を反省する内容の訓示をしたということだ。アマチュアの集まりで、勉強してこなかった民主党政権で、一気に脱官僚は無理だったということだ。
昔から食品や石けん、化粧品の材料として使われていて、最近はバイオマスエネルギーの材料として注目されているパーム油だけれど、バーム油生産国ではアブラヤシ農園開発のために熱帯雨林が伐採されているという現実がある。
同じように、ジャトロファという種子から油を取ることのできる植物も、荒れ地でもできるということで栽培が広がっているが、畑地の方が生産性がいいということで、食料生産を圧迫し始めている。
パーム油の大輸出国のマレーシアでは、1990年に170万ヘクタールだったアブラヤシ農園が、2005年には国土の12%に当たる400万ヘクタールに拡大して、少なくとも70万ヘクタールの熱帯林が失われたといわれている。
先進国のエコのために、地域の水資源であり二酸化炭素吸収源の熱帯雨林が失われているというのは、非常におかしなことだと思う。
環境NGOのFoEジャパンが、マレーシアのサワラクにおける熱帯林伐採の現状をとらえたドキュメンタリー「森の慟哭」を制作している。
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