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2011/02/12

エジプトの独裁政権崩壊

エジプトのムバラク大統領が、民衆の力で、とうとう辞任を表明した。

ムバラク全大統領が国外に蓄財した資産が5兆円を超えるというニュースもあり、30年間の独裁政権の中で、腐敗が行きつくところまで行ってしまったということだろう。

チュニジア、エジプトと独裁政権が倒れたことは、これから中東、アフリカの独裁政権への影響はあるに違いない。

アメリカやヨーロッパの旧植民地の宗主国は、独裁政権や争乱状態を演出することで、利権を確保してきたが、思い通りにならなくなってきたということでもある。

特に、アメリカは軍事産業を維持するために、戦争を作り出して、それを鎮めるために介入するというマッチポンプ国家なのだから、また何か仕掛けてくるのではないだろうか。

しかし、映画の「RED」は、アメリカの国家としてのあり方を風刺しているけれど、ウイキリークスでもアメリカの実態が判ってきたので、マッチポンプを続けることができなくなるのではないだろうか。

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