福島第一原発の危機
昨日から冷却できなくなっていた福島第一原発の1号機の燃料棒が融け始めたらしく、午後に原子炉建屋が吹っ飛んだ。
格納容器の圧力を抜くために弁を開けたことに寄るものなのか、格納容器が破裂したものか情報がないのでわからない。もし、圧力容器が破裂するように事態になれば、メルトダウンの危険性が高くなるので、心配だった。
その後、「炉心の水が足りなくなり発生した水蒸気が格納容器と建屋のすき間に漏れだし、その水蒸気が水素になり爆発し、建屋を吹き飛ばしたという」ことで、ちょっと安心した。
政府は、夕方避難範囲を原発から半径20kmに拡大してきた。
夜に入って、緊急事態回避が難しくなったということで、冷却のために原子炉に海水注入を決意したということだ。海水を入れるということは、1号機を廃炉にしてでも止めなければ行けないほど危機が迫ったのだろう。
自衛隊機が新しいポンプを小牧から輸送しているということで、電源だけでなく、ポンプにも問題があったのだろうか。
それにしても、今後の推移を見届けなければいけない。
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