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2011/04/01

今日はエプリールフール

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今日は4月1日、エプリールフール。

今朝も霜が降りていたけれど、日中は南風が吹いて17度近くまで気温が上がって、春と冬が同居している。ソメイヨシノのつぼみはまだ膨らみが足りない。

被災地では、自衛隊と米軍の航空機と船舶が沿岸域での行方不明者の大々的な捜索が始まった。多くの行方不明者が、津波の引き浪で海に流されてしまったと考えられるから、できるだけ多くの人が見つかって欲しいものだ。

福島第1原発の状況は、改善の方向がまだ見えてきていない。海外の各国は、事故対応への日本政府への不審感を増して、苛立を増しているように感じる。

突然、菅総理は原発建設と計画の中止を言い出しているけれど、波及する影響をきちんと考えなければならないし、社会システムの大きな変更にもつながることまでもイメージせずに、思いつきで口にしているだけのようだ。口から出た言葉は、いつまでも残ることを判っていないのではないか。

養老先生のいうように、人は変わるけれど、口から出た言葉は変わらないということを、頭に入れながら、発言することが重要だろう。菅首相は、社会運動家の時のように実現する可能性のないことでも、運動推進のフレーズとして口にだしても、だれも本気にしていなかったけれど、今の立場は全く違うことがわかっていないということだろう。

朝日新聞の朝刊で、三菱総研の小宮山理事長が自然エネルギーの利用を図る方向に進むべきという話を述べている。でも、小宮山理事長は、あくまでも現在のエネルギーシステムを維持するということを前提にして、自然エネルギーを使おうと考えている。

でも現在使っている膨大なエネルギーを自然エネルギーで供給するためには、地球の環境まで破壊することになることが想像できないようだ。

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