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2011/05/02

映画「これでいいのだ!!」

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30日土曜日から始まった映画「これでいいのだ!!」を見てきた。

この映画は、少年サンデーの元編集者の武居俊樹さんが漫画家の赤塚不二夫について書いた「赤塚不二夫のことを書いたのだ!!」を佐藤英明監督が映画化したもので、浅野忠信と堀北真希が怪演していた。

新入社員の編集者が、漫画家と一緒にマンガを作っていくというストーリーの喜劇なのだけれど、赤塚不二夫の心の闇をかいま見た感じで帰ってきた。

先日、赤塚不二夫の一人娘赤塚りえ子の「バカボンのパパよりバカなパパ 赤塚不二夫とレレレな家族」を読んだところだったのも関係しているのかもしれない。

赤塚不二夫は、シャイでまじめな自分を、鼓舞しながらギャグマンガを書き続けるために、無理にハチャメチャなことをしなければならなかったのだろう。

心の平衡保つためにアルコール依存症になり、命を縮めていったのだろう。全くないものを創作するということは、狂の部分を引き出さなければいけないのだから、長い間続けるのは非常に苦しいことなのだろう。

お金がいくら貰えても、きたきつねにはとてもできない。

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