イージス艦「あたご」の衝突事件は無罪

今日は、七十二候の「みみず出ずる」。

朝から雨。

２００８年に千葉県房総半島沖で海上自衛隊のイージス艦「あたご」と漁船「清徳丸」が衝突して、漁船に乗り込んでいた父子が死んだ事件の業務上過失致死罪などについての裁判で、無罪の判決がでた。

海難審判の結果からみて、有罪の判決が出ると思ったので、意外だった。防衛省も想定外だったのではないだろうか。高裁へ控訴されるだろうから、推移をみていきたい。

事故が起きた時にも書いたけれど、イージス艦が漁船に衝突したたということが持つ意味が大きい。

最新鋭の軍艦が、演習を終えて帰投する時といえ、色々な装備があるにもかかわらず、衝突を回避できなかったということは、もし、漁船の「清徳丸」が爆弾を満載したテロリストの船だったらどうなったのだろうということだ。