HOLGAレンズ【パワフルセットPL】
ロシアのLOMOや中国のHOLGAなどのトイカメラは、一つの写真のジャンルになっていて、ファンが多い。普通はフィルムカメラなのだけれど、最近、一眼レフ用のマウントのレンズが発売されるようになってきた。
トイカメラのレンズは、プラスチックレンズで、解像度や色の再現性が悪く、周辺光量が落ちるといった、普通のカメラがのレンズが追求する性能とは逆を狙っているようだ。
最近、HOLGAからマイクロフォーサーズ用のマウントのレンズが発売されて、手頃な価格だったので買ってみた。
今回購入したのは、「周辺光量が落ちる!パナソニックLUMIX G用HOLGAレンズ【パワフルセットPL】」というもので、25mmF8の周辺光量を落ちるように加工したレンズと、魚眼(フィッシュアイ)、0.5倍の広角、2.5倍の望遠用フロントコンバーターがセットになっているセットで、HOLGAの写真がフルセットで楽しめるというものだ。
マイクロフォーサーズでは、レンズの焦点距離が35mmのフルサイズの2倍になるので、25mmのレンズは50mmの標準レンズということになる。
魚眼アダプターを25mmのレンズに付けると、画角が130度になるらしい。
0.5倍の広角アダプターを付けると、25mmの広角レンズになるし、2.5倍の望遠アダプターでは125mmの望遠レンズになる。
一番上の写真は、魚眼アダプターを付けて、スクビドゥーを撮ってみたけれど、期待した程のフィッシュアイ効果がでていない。
25mmレンズをLUMIX DMC-G2に付けて、絞り優先で撮影した写真。周辺光量が落ちるように、レンズの後ろに特殊な穴明きパーツが付いているので、周辺が暗くなっている。このパーツがないと、意外と奇麗な写真が撮れるらしい。
同じ位置で、0.5倍の広角アダプターを付けた写真
フィッシュアイアダプターを付けた写真
2.5倍の望遠アダプターを付けた写真。
曇り空の夕方でちょっと暗めで、まじめにピントを合わせなかったので、適当な写真になってしまったけれど、当分遊べそうです。
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コメント
トイカメラの代名詞ホルガもブランドとしてデジカメの世界に進出ですか?この辺の商品は、昔フィルムカメラに関係していた香港、シンセン、トンガンあたりのメーカーが手がけているんだと思いますが、商魂のたくましさは見習うべきです。
補足;この前127時間という映画を観てスクヴィドウの語源がわかりました。元気そうでよかった。
投稿: わんてつ | 2011/07/07 14:55
わんてつさん
デジカメにもトイカメラが何種類も出ていますね。「Vivitar」とかハーフサイズの「GIZMON HALF D」といったデジカメは、ビレッジバンガードのような雑貨ショップで売っていますね。
わざと、ピンぼけ、色ずれなどを作るソフトもあったりして、一つの世界ですね。
投稿: きたきつね | 2011/07/07 22:46