何を寝ぼけているのか空振り
博物館のパスポートを持っているので、平常展を見て帰ることにした。
必ず行くことにしている11室の彫刻は、入り口のところで「阿弥陀如来および両脇侍立像」が比較展示されていた。一番奥に、重文の「文殊菩騎獅像および侍者立像」が展示されていた。
静岡の願生寺の「阿弥陀如来坐像」の手を見ていたら、指の間に水掻きのような膜があった。どこかで読んだような気がするのだけれど思い出せない。
14室では、「運慶とその周辺の仏像」の特別展示で、大日如来坐像、十二神将像も興味深かった。
平成館の特別陳列は「よみがえるヤマトの王墓−東大寺山古墳と謎の鉄刀−」で、東大寺山古墳からの出土品のほぼ全品が展示されていた。列島最古の後漢の年号の銘のある鉄刀は謎の刀らしい。
出土した重文「鍬形石製品」。武具と同時に非常に沢山出土していて、農業に関係するということで、副葬されたのだろうか。
表慶館の中国の展示見て、裏の資料館のミュージアムシアターに。
今回のバーチャルリアリティーコンテンツは、「飛鳥の天人」で法隆寺献納宝物「国宝金銅灌頂幡」を扱った約35分のプログラムだった。
国宝金銅灌頂幡をCGで再現して、拡大縮小、回転してあらゆる方向から鑑賞できた。ハイビジョンの4倍の超高精密の映像はすばらしかった。
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