今日は旧暦6月1日
先週アメリカのサンディエゴで開催された米国糖尿病学会で、「ダイエット清涼飲料を1日2本以上飲んでいる人は、胴囲の増加が飲まない人の6倍に達している」という調査結果が報告されたということだ。加糖飲料を避けるあまり、ダイエット飲料の消費拡大になってしまっているということらしい。
日経メディカルonlineに、国立病院機構北海道がんセンター西尾正道院長の「福島原発事故における被ばく対策の問題−現況を憂う」というコラムは、原発事故の被爆と放射線治療とは違うことを明確に示し、原発事故の放射線の扱い方のいい加減さに警鐘を鳴らしていて、非常に示唆に富んでいる。
今日、リコーがHOYAからペンタックスのデジカメ部門を100億円で買収することが発表された。リコーは、コンデジしかないので、デジタル一眼レフの商品系列が増えることは歓迎したい。ブランドは、PENTAXを生かす方向では無いだろうか。
先月末に発表されたペンタックスのミラーレスのナノ一眼の「PENTAX Q」のインパクトの勢いで買収というのは、考えたタイミングだったのだろうか。
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コメント
ペンタックスOBですが、今回の買収劇、技術開発ののれん面からは、よいところに落ち着いたと思います。ただ生産拠点等、どうなるか?リコーとペンタックスでは企業風土も違います。リコーのとっては東北の震災で被災した生産拠点のカバーも可能なので、計算も合うのでしょうが、ペンタックスにとっては難しい選択も増えると思います。
投稿: ペンタックスOB | 2011/07/02 08:29
リコーは昔一眼レフを作っていたのに、今ではコンデジしか無いので、頑張ったのだと思います。そおいえば、リコーの一眼のレンズマウントはペンタックスのKマウントではなかったでしょうか。
ペンタックスの方が、リコーよりも売り上げ上位なのに、という感じはありますね。リコーは儲けたと思います。
HOYAは、堅実な医療系の光学が残ればいいという判断だったのでしょう。
投稿: きたきつね | 2011/07/02 23:51
きたきつねさんのカメラ知識に敬服しています。私もKマウントのことを思い出していました。フリーになってからリコーにも関係させていただいたことがあるのですが、カメラは非主力部門の
事業部で、開発メンバーが非常に少なかったのが記憶に残っています。またペンタックスの益子工場のような(カメラ)主力生産基地もなく、台湾、長野県等のメーカーとのOEMでブランドをつないでいらっしゃったようです。
東北リコー、リコー光学と東北地方に2つの生産会社がありますが、カメラ専用工場ではありません。
投稿: ペンタックスOB | 2011/07/03 06:43
ペンタックスOBさん
長年のカメラ好きで、断片的に雑な知識があるだけです。
リコーは、理研光学だったころから、複写機がメインになっていましたから、カメラはマイナーだったのでしょう。
Kマウントといえば、Kowaも使っていましたね。
今は、ペンタックスのQが面白そうです。
投稿: きたきつね | 2011/07/03 09:23