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2011/09/06

脱原発に向けて行動する

東日本大震災に続いて起きた福島第一原発のメルトダウン事故から6ヶ月が経とうとしている。

原子力発電所については、以前から反対の立場だったけれど、非常に消極的な反対をしてきたことに反省している。福島第一原発の事故のひどさ、電力会社や政府の対応の悪さを目の当たりにして、今までの考えがいかに甘かったかに気がついて、語る言葉を失ってしまっていた。

安全と考えるものほど、事故が起こった時には、大きな被害や危険が起こることは何度も経験済みだったはずだし、人が関わるものに絶対はないことも知っていたはずだ。

絶対安全というものも、確率として安全でないことがある。一億分の1だろうが一兆分の一だろうが、確率としては今起こるかもしれないことを忘れていた。

自分の想像力の卑小さに愕然とする思いだ。百聞は一見にしかず、百見は一触にしかず、百触は一遇にしかず。身を持って体験しなければわからないのかもしれない。

福島第一原発の現場の職員も、実際に電源喪失、水素爆発、メルトダウン、高濃度の汚染など想像できなかったに違いない。マニュアルにないことは起こりえないことではなく、想定できないことはマニュアルに書けないということだったということなのだ。

地震や津波による被害も大きいけれど、復旧することは可能だし、元住んでいた場所に戻ることも可能だ。しかし、原子炉の事故は、何も破壊されていなくても放射能に汚染された土地は、人の寿命と比較して何世代経っても復旧することはできない。

私たちは、コントロールできないものを使うべきではないということだ。

これからは、もっと積極的に脱原発について活動していこうと思う。直近に9月19日に東京の明治公園で開催される「さようなら原発 5万人集会」 に参加することにしたい。

もちろん署名運動もすすめたい。

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