映画「モテキ」
予告編を見たときは、あまり見ようと思っていなかったけれど、今週の週刊文春で八十歳に近い小林信彦が高く評価していたので、映画の日でもあったので(といってもシニア料金と同じ)近くのシネコンプレックスで映画「モテキ」を見てきた。
森山未來のモテてない三十男が、恋愛を成功させる物語なのだけれど、非常に良くできていた。コミックが原作らしいけれど、持てない男の恋愛講座というおもむきだ。
4人の女優はそれぞれ持ち味を生かしていて非常にいい。4人も若手の美人女優を出しながら、森山未來と長澤まさみが主役という贅沢なキャスティングだ。
藤本幸世のような、今風のオタクで、世間知らずで、一途にものごとに対峙したことが無い男は、女性だけでなく、世間が相手にしないだろう。運命の女性に出会うことで、脱皮していく過程が良く描かれている。
森山未來はダンスが上手なのは知っていたけれど、感心した。ミュージカルにしてしまった方が良かったかもしれないと思うほどだ。
突然持てるようになったような話かと思ったが、そうではなく、純愛物語だった。それにしても長澤まさみはエロい!きたきつねは、麻生久美子と真木よう子が良かった。
麻生久美子の牛丼の特盛を喰らう迫力は忘れられない。とても良い女だ。
真木よう子は、SPのキャラクターそのままに、飛び蹴り、パンチとM人間が見るとち感激してちびりそうになるのではないだろうか。
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