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2011/10/24

肥満に関する話題

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今日は二十四節気の「霜降」、七十二候の「霜始めて降る」。1929年の世界大恐慌のきっかけとなった「暗黒の木曜日」。

朝の散歩道で、ブチヒゲヘリカメムシの幼虫を見つけた。薄暗く、風が吹いていたので、ピントが合わないし、ぶれてしまった。

グランドサン疲れがでてしまったようだ。毎日、眠たくてしかたがない。

今日は、肥満に関する面白い話をいくつか拾った。

うま味に対する感度が低下すると甘味嗜好が強まり、肥満になりやすい可能性があることが明らかになったようだ。日本高血圧学会で山陰労災病院循環器科の水田栄之助先生たちが発表したということだ。

デンマークの脂肪税の話も面白い。

 デンマーク政府は、世界ではじめての「脂肪税」を10月1日から実施した。課税の対象は、飽和脂肪酸が2.3%以上含まれる食品で、含まれる飽和脂肪1kgにつき16クローネ(1クローネ約14.4円)を課税する。たとえば、バター250gの値段は2.27クローネ値上げされた。

 飽和脂肪酸は、多く摂取すると肥満だけでなく、動脈硬化などを引き起こす悪玉コレステロールが増加して心臓疾患などの原因になるとされる。政府は脂肪税の導入で飽和脂肪の摂取量を少しでも減らして、国民の健康を改善して平均寿命を10年で3年延ばすためと説明する。課税によって、バターなどの食品の消費量は約15%減少するが、約22億クローネの税収が見込まれる。

 デンマーク食料経済研究院は「飽和脂肪酸の摂りすぎで国民の4%が早死にしている」と分析する。している。ただ、栄養学者の間からは増税だけで効果があるのかに疑問の声もでている。

ハンガリーでも、9月1日からポテトチップなどの脂肪や糖分の多い食品に課税する法律が実施、フランスにも波及して、フィヨン首相は糖分の多いソフトドリンクへの「ソーダ税」の導入を議会で提案と各国でも課税が進みそうだ。

もうひとつ、年金の破綻を避けるために、年金の支給年齢をあげようとする動きが顕著になってきているけれど、厚生労働省のメタボ対策は実は年金支給を減らすための陰謀という話。

厚生労働省が調査した限りでは、細めの人はやや太めの人に比べ、6年から8年早く死んでいる。メタボ対策で皆が痩せれば、6年から8年平均寿命が縮む。すると年金を払う時期がそれだけ短縮できるのではないか。

痩せ型になれば生活習慣病薬使用量が減るので医療費が掛からず、しかも早く死んでくれる。厚労省は大歓迎というわけだ。

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