オリンパスの粉飾決算
やはりオリンパスの英医療機器メーカーの「ジャイラス」や健康食品会社など国内3社の買収は、1990年代の有価証券投資などの損失を解消するための操作だった。これまでの経営陣の説明は全て虚偽だったことになる。
解任されたマイケル・ウッドフォード元社長が不明朗なM&Aを問題視しなければ、闇に葬られてしまったのではないだろうか。
高山現社長の記者会見では、マイケル・ウッドフォード元社長の解任は粉飾決算をしてきしたことではなく、勤務状態が悪いからと説明にならない回答をしているのが印象的だった。他の取締役も粉飾決算を知っていたのではないだろうか。
それにしても、監査法人は1000億円近い粉飾決算を見逃していた訳で、何をしていたのか、責任が問われるだろう。
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