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2011/12/06

落差のいらない小水力発電機

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最低気温が、今シーズン2度目の氷点下を記録した。

先週のイベントで見つけた面白い小水力発電機で、用水路に入れるだけで発電できるという優れもの。

普通の水力発電は、最低でも1m位の落差が必要で、用水路で発電する時には、堰き上げが必要だから、落差を使わずに、流量だけで発電できるというのはすごいのだ。

それに、投げ入れ式といって、用水路に沈めるだけで良いので、設置のために水を止めたり、工事が不要という特徴もある。

この小水力発電機は、対向並進翼水車という水車を使っているということで、翼型の羽根が横に動いて発電機を回すらしい。

この水車は、昔からアイデアがあって、特許も取られているらしいけれど、実際に用水路で発電したのはこの機械らしい。あまり大きな水車を作るのは難しいようだけれど、分散型の発電装置としては有効だろう。

農業用水路は日本国内で40万キロあるから、全てを使うことは無理にしても、想像を絶する発電が可能だろう。

風力発電にも使えるらしいけれど、ジャイロミルに近い原理を使っているのだろう。

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