北京故宮博物院200選
今日は「スキー記念日」。
午前中、東京国立博物館で開催中の「北京故宮博物院200選」を見に行ってきた。開場の9時半前に正門に着いたのだけれど、もう500人くらい並んでいた。
珍しく9時半前に博物館内に誘導されて、会場の平成館前に並んだところで、今回の目玉の「清明上河図巻」を見る為には90分待ちという説明があった。人数を区切って、少しずつ入場させていて、延々と待つこと本当に90分で、「清明上河図巻」の展示会場の暗幕の中までたどり着いた。
それからさらに20分ほどかかって、よううやく「清明上河図巻」を見ることができた。この絵巻は、国宝中の国宝「神品」とされてい北京の故宮博物館でも公開されたのが数回のようで、国外にでるのは初めてということだ。
確かに、細かな描写は目を見張るものがあるし、12世紀の北宋時代の都「開封」の二十四節気の「清明」で賑わう街の様子が克明に描かれ、当時の風俗を知ることのできる一級の資料としても素晴らしいものだということが判る。
全長5メートル程だけれど、細かく見ていると20分か30分かかるので、なかなか前に進めなかった。
他の書画、美術品も素晴らしかったけれど、これ以上の名品を見ることのできる台北の故宮博物館に是非行ってみたくなった。
20年以上昔になるけれど、短時間だったけれど北京の故宮博物院の展示は見たことがあるけれど、今回のものよりも面白かったような記憶がある。
予定では、9時半に入って11時半には終わって、平常展を見る予定が、特別展を見終わったのが午後1時だった。出てくる前に、最後尾は210分待ちとなっていた。
勿論実物にはかなわないけれど、ネットで拡大図を見ることができる。
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