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2012/01/09

「沖縄 だれにも書かれたくなかった戦後史」を読む

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今日は旧暦12月16日で、満月(月齢15.4日)、成人の日で国民の休日。

牛久市の市民マラソンで、午前中は広い範囲で通行止めだったので、おとなしく読書。

午後は50歳夫婦割引で映画にいってきた。

随分前に買ってあったので、沖縄旅行に行く前に読みたかったのだけれど、時間がなくて、大晦日から読み始めた佐野眞一さんのルポルタージュ「沖縄 だれにも書かれたくなかった戦後史(上、下)」をやっと読み終えることができた。

沖縄については何度も行っているし、少しは歴史の勉強もしたから断片的な知識はあったけれど、戦前戦後を通して沖縄社会の包蔵する現実を知ることができた。

失業率、離婚率全国一、所得最下位、高校・大学進学率ワースト1など、色々な面で悪いことが多い沖縄だけれど、それに至る原因がある訳で、この本でその一部が判るだろう。

沖縄は、島津藩の支配を受けて以来、明治政府による琉球処分、アメリカによる占領、復帰以降の基地問題など、歴史だけでなく、離島としての問題をはらみながら現在に至っている。

青い海と空、珊瑚礁などの南の島の観光地としてしか知らない人も多いけれど、歴史をちょっと知っておくと、観光旅行も深いものになるのではないだろうか。

 

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