勿来関文学歴史館
企画展で磐城出身の星一氏に関する展示があった。星一氏は星製薬、星薬科大学の創設者で、解剖学者の小金井良精の娘婿で、SF作家の星新一さんの父親としても知られている。
星新一が祖父と父に付いて次のような本を書いている。「祖父・小金井良精の記 上」、「祖父・小金井良精の記 下 」
、「明治・父・アメリカ」
。
企画展では、星製薬が政府の陰謀で倒産させられた時の関係資料が沢山展示されていた。この辺りの話は星新一の「人民は弱し 官吏は強し」
に詳しい話が載っている。
星製薬は、昔牛久にも工場があって、広大な土地があったらしい。
一階に下りると、江戸時代の宿場町を再現した展示なのだけれどこれも何だかよく判らない展示で、???という感じで帰ってきた。
地方の資料館によく見られる、展示企画を業者に丸投げしてできた施設の典型のような気がしてならない。
本当になんだか判らず、きたきつねが狐につままれたような気分で帰ってきた。
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