東日本大震災発災の日
震災直後からの民主党政権のいい加減さにはげんなりしてしまった。それは1年経っても何も変わっていないし、原発事故への対応はますます酷くなってきている。
政府や国会は国民の命をどう考えているのだろう。
二宮尊徳の「遠きを謀る者は富み、近きを謀る者は貧す」ということばに巡り会ったが、原発は短視眼的な利益を求めるばかりに、使用済み燃料を含む廃棄物の処理の展望もないまま54基も作り、その結果子々孫々に類を及ぼす大きな事故を引き起こしてしまった。
何世代も先のことを考えた時には、資源・エネルギーの浪費、原子力の利用等はできないのは自明だろう。持続できる社会のありかたを本気で考える最後のチャンスかもしれない。
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コメント
こんばんわ。初めてのコメント失礼します。世界はリスクを深く考えないままに便利にしようとしすぎて自爆してしまうのですね。便利でなくとも人は生きられるのに…。悲しいですね。
投稿: さあちゃん | 2012/03/11 21:58
きたきつねさん、さあちゃんさん、
最近よく思い出す言葉は、
”その鬼に非ざるにこれを祀るは諂うなり、義をみてせざるは勇なきなり”です。
世の中が功利的な考えに支配されて、またそのことが公正と
されている風潮を感じます。
投稿: かんてつ | 2012/03/13 08:38
何千年も車も電気もなく暮らしてきたのです。石油を使い始めて200年くらいです。
日本はエネルギーを石油に転換したのが昭和35年1960年からですから、本格的に石油を使い始めて50年ちょっとなんですね。
若い人は大昔から自動車や水洗便所があったと思っているのでしょうね。
投稿: きたきつね | 2012/03/14 22:40