映画「トータル・リコール」
なんだかんだと忙しくて映画を見る暇がなかったので、久しぶりに映画「トータル・リコール」を見に行ってきた。
相変わらず、公開したばかりなのにシアターはガラガラ。
世界中が化学戦争のために人が住める場所が、イギリス、フランスなどの一部のブリテン連邦とオーストラリアの植民地になってしまった未来の世界が舞台のアクション映画だ。
優秀な諜報部員が、記憶を入れ替えられ、監視されながらロボット工場で働いているが、あるとき押し込められていた記憶が一部戻ったことからドラマが始まる。
未来の世界だからCGが一番得意とするところで、全編フルCG。細かなところまで良くできているので感心、
磁力コントロールの空中浮遊走行自動や超高速エレベータが動き回る未来の世界でも人々の服装は現代と変わらないというのは不思議な感じがする。
オーストラリは、相変わらず植民地で労働者が暮らしていて、ヨーロッパまで地球を貫く高速のシャフトで働きに行くという設定だ。これが、香港の下町のような風景が広がっていて、中国人がしぶとく街を占拠しているというのが興味深い。
アメリカ人にとって中国人は、ゴキブリのようにしぶといというイメージがあるようだ。
アクションはすごいのだけれど、いくら訓練されていると行っても、あれだけ痛めつけられたら、死んでいるか、身動き撮れなくなるのではないか。
面白かった。
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