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2013/03/27

次の山を目指して

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今日は、旧暦 2月16日なのに天文学的満月、「さくらの日」。

カラオケで氷雨を歌いたくなるような、寂しい天気。

次の山を目指して戦いが始まった。勝負は来週金曜日。それにしても、PCのテンキーではミスをしないのに、電卓だとミスをするのはどうしてだろう。不思議でならない。

帰りの電車で、昔の職場の仲間と一緒になった。狭心症で入院していたらしい。手首のカテーテルの傷を見せてくれた。やはり、フルタイムの仕事と通勤が辛いという話になった。

東京にいる孫を迎えにいくためにワンボックスを買ったといっていた。きたきつねのところもまごぎつねが可愛い盛りで、ジイジといいながら寄ってくると、目がとろける。

ライブドア事件で懲役2年6月の実刑が確定し、服役していた堀江貴文元社長が仮釈放になった。

日経BPのインタビュー「稲盛和夫が諭す」は、なかなか良い話をしている。破綻した日航を、V字回復させた手腕は並のものではない。批判をする人がいるけれど、それでは同じことができたかというと、できないだろう。

トップダウンはうまくいくこともあるけれど、それはトップが本物の時で、トップが間違っている場合には、だれも間違いを指摘できず、軌道修正が効かないだけに崩壊が起こる。

ダイエー、西武鉄道、サンヨーなど色々な企業が落ち入ってきたはずだ。稲森さんの説く、「経営者である以前に人間としてどうあるべきか」、「上に言われたからではなく、現場それぞれが自分で工夫し、ムダを省いてほしい」という職員の意識改革を通して、サービス業の原点に戻り、現場の力を信じて権限を委譲し、全員の心を奮い立たせた結果なのだ。

自ら考えること無く上からの指示を待って、じっとしているのは非常に楽だし、意見を具申して冷遇されることを考えたら、動かないのが一番ということになると、組織は崩壊するしか無い。

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