完全に冬に逆戻り
NHKスペシャル「家で親を看取(みと)る その時あなたは」は、きたきつねにとっても意識しておかなければいけない内容だ。自然に死ぬことは、人類の歴史の中でずっと当たり前だったはずで、病院で過度な治療を受けて意識がなくなっても生き続けることを強制されるのはここ数十年のことではないか。
きたきつねの両親はもういないけれど、母親を病院のベットでチューブだらけにして死なせてしまったことは、心から反省していて、その気持ちが心の底に澱のように残っている。静かに死に向ってもらうことを、家族が自己満足のために止めるのは避けるべきだろう。
きたきつねとしては、老衰になるまで生きることは無いだろうけれど、もし病気になったとしても食事が摂れなくなった時は、そのままにして欲しいと思う。死ぬときぐらいは、自然に従いたい。
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