スズメのヒナが落ちた
岡山大大学院の40歳代男性准教授が、既に発表した日本語の論文を、英文専門誌3誌に重複投稿したというニュース。いくら自分の研究成果でも、同じような内容の論文を重複投稿することは不正だろう。
研究者の業績を論文本数で評価するシステムが多いので、論文数を水増しする行為に走る人がでてもおかしくない。英語の論文は箔が付くし、ポイントも高くなるのではないか。専門分野は狭いから、不正をしても直ぐに判ってしまうのに間抜けな話だ。
不正がばれてしまえば、大学から懲戒処分を受けるだけでなく、新たに論文を書いても、掲載してくれる雑誌はないだろう。研究者としての生命は終わったということになる。
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