汚染水浄化装置「ALPS」またも試運転中止
今日は七十二候の「蟄虫戸を閉ざす」、「プライバシーデー」、「パソコン記念日」。
午前中は、北西の風が吹いて快晴の秋晴れ。午後は、東向きの風に変わり、曇り。
昨日、天皇陛下が皇居内にある水田で恒例の稲刈りをされた。「マンゲツモチ」と「ニホンマサリ」計70株を鎌で刈り取られた。
民間コンサルタント会社「ブランド総合研究所」が発表した「地域ブランド調査2013」の「魅力度」ランキングで、茨城県は3年連続最下位になった。「観光意欲度」は調査開始から47位というのは、ちょっと悲しい。
食品購入意欲度」は農業産出高が全国2位にもかかわらず、29位とこれも不思議だ。あまりにも首都圏に近い田舎なので、埋没してしまうのだろうか。
福島第一原子力発電所の汚染水浄化装置「ALPS」は、昨日から試運転を開始したけれど、22時間余り動かしただけで処理を中止してしまった。汚染水から取り除いた放射性物質を含む廃液を、処理槽から次の工程へポンプで送り出す部分に不具合があるらしい。
3月に試験運転を開始したが、その後、処理槽の腐食などが見つかり、修理のため停止していて、今回の試運転中止で、再開はいつになるか判らないらしい。
東電は、敷地内の貯蔵タンクに保管する汚染水の浄化処理を来年度中に終える方針らしいけれど、全く計画は進まず、汚染水の貯留タンクが増えるだけになるだろう。
こんな状態で、30年とも50年ともいわれる廃炉まで、汚染水を処理し続けることができるのだろうか。
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