映画「エリジウム」
午前中、マット・デーモン主演の「エリジウム」を見てきた。
地球が環境汚染と人口爆発で荒廃したため、富裕層が宇宙空間に清潔で快適な環境のスペースコロニー「エリジウム」を建造して移り住んでいる2154年の未来が舞台のSF映画だ。
マットデーモンは、放射線か何かを照射され、5日の命が宣言された犯罪歴のある工員で、「エリジウム」にある高度治療装置で体を治そうと、密航を企てる中で、孤児院で一緒だった女性の白血病の娘を助けるために戦い、自分の命を犠牲にして娘を助ける。
公式サイトのストーリーにあるような「地球上の全人類の未来のために」という内容ではない。
孤児で犯罪を繰り返し、その日を暮らしている主人公には、自分の命と、子供の頃に仲の良かった女の子の娘を救うという使命感で戦っているので、世界のことは頭にはないと思うし、それでいいと思う。
マット・デーモンいつものように超人で、腹をナイフで刺され、ロボットに殴られても、たいしたダメージがない。でも、アクションは見せてくれる。
「エリジウム」の防衛長官のジョデイ・フォスターは、野心いっぱいで恰好良い!
140年後の未来社会をどう作り出すかというのは、監督のイメージということで、細かなところまで破綻無く作り込むのは大変なのだろう。
140年間、暮らしの道具、自動車など私たちの今の暮らしの延長でいいのだろうかという疑問を感じないわけにはいかなかった。
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