富士フィルムのFinePix HS50EXR
10月初めにネオ一眼デジと呼ばれているレンズ固定のコンデジFUJIFILM FX-HS50EXRを導入した。その以前は、2010年から同じ富士フィルムのFinePix HS10を使っていたが、今ひとつ使い勝手が悪く、画像も良くなかった。
何度もヨドバシカメラで、同じクラスのデジカメを比較してみたが、総合的にHS50EXRに決めた。撮像素子が1/2型の1600万画素のCMOSセンサーで、35mm換算24mmから1000mmの光学42倍ズームだ。手動ズームというのが良い。
画像処理エンジンが非常に高速でAF速度0.05秒、起動時間0.5秒、撮影間隔0.5秒と非常に快適に撮影できる。同じクラスの他社のデジカメは、撮影間隔が長過ぎで、イライラする。
もう一つの決めては、EVFは92万ドットと精細で、ファインダーを使っての撮影が楽で、某有名メーカーのもののように何を撮っているのかわからないということは全くない。
価格ドットコムのレビューで、解像度の悪さが指摘されているが、実際に使ってみてきたきつねのように記念写真であれば何の問題もない。
今日の午後散歩に出たついでに、比較できる画像を撮ってみた。最初はパノラマ。HS10に比べると処理速度が問題にならない位早い。
今日の散歩で、強風に水田で立ちすくむアオサギを、1000mmの手持ちで撮影したが、顔の部分を拡大してみても、手振れはほとんどない。
HS50EXRの広角端の24mmの撮影範囲。
HS50EXRの望遠端の1000mmの撮影範囲。
CASIO EXILIM ZR400と比較するためにHS50EXRの300mmで撮影してみた。
CASIO EXILIM ZR400の12.5倍の300mmの撮影画像。HS50EXRの方が手振れ補正が効いている。
形状は大きめだけれど、1000mmの高倍率を手持ちで楽しめるというコストパフォーマンスの高いデジカメだと思う。
残念なのは、相変わらずマクロ撮影が非力で良くないところで、リコーのCX5と比べるとダメダメだ。
HS50EXRについてのレビューが参考になる。
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コメント
きたきつねさん、
光学42倍というのがすごいですね。
周辺光量、ディストーション 等、ソフト補正容易なレンズ非交換ならでは。
同じフジからミラーレスでは、レンズに応じた補正プロを内蔵したマウントアダプターもあるようで、それを知ってちょっとびっくりしました。
投稿: かんてつ | 2013/12/16 11:12
かんてつさん
最近は大倍率望遠でも補正プロが入っていて、随分歪みが取れています。
それよりもエンジンの演算速度が速くなっていて、昔のデジカメを使うとイライラします。
ミラーレスも新しいレンズがでると、内蔵ソフトのアップデートがあります。
投稿: きたきつね | 2013/12/18 22:38