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2013/12/03

富岡製糸場とその周辺を巡る旅

木骨煉瓦造建築

今日は、旧暦11月1日、「国際障害者デー」、「自動車電話の日」、「カレンダーの日」。

かみさんのリクエストで、世界遺産登録される前に群馬県富岡市の富岡製糸場を見にでかけた。高速を使って約180kmで、2時間15分で到着した。製糸場に駐車場はないので、場外の市営の有料駐車場を利用した。

ボランティアガイドの案内があるというので、入り口のところで少し待って、ガイドについて場内を巡った。

明治5年竣工の木骨煉瓦造の繭倉庫と製糸場の建物は、風化は進んでいるけれど、昭和62年まで稼働していたので、それまでの維持管理が生きているのだろう。

金物や建具、ガラスなどは建設当時のフランス製のものが使われているらしい。板ガラスは、今のような平滑ではないので外の風景がゆがんで見えている。

明治のフランス製板ガラス

通常は入場できないブリュナ館で富岡製糸場資料展「木骨煉瓦造建築の源流を探る -フランスから横須賀へ、そして富岡へ-」が開催していて、横須賀造船所の建築物との対比の資料が展示されていた。

ブリュナ館

昼は、製糸場の正門を出て直ぐの「おぎのや富岡製糸場前店」で峠の釜めし。峠の釜めしは随分久しぶりで、直近は10年前位だったのではないか。おぎのやは、長野新幹線開業から、横川駅から群馬、長野と店舗を広げていて、色々なところで食べることができるようになっている。

おぎのや

まちなか交流館で「富岡まちてくマップ」をもらったので、ちょっと街の中を歩いて見たが、何処も同じ見るも無惨なシャッター商店街が広がっていた。製糸場全盛期の頃は、賑わったことは想像できた。

製糸場を見学にくるひとは多いけれど、観光バスの団体客だけでなく普通の観光客も街に留まる仕掛けが全くないので、通り過ぎるだけになっている。

諏訪神社も手入れが行き届いていない。世界遺産登録を狙っているけれど、街の景観を含め観光客を受け入れるにはもう一つきちっとした対策が必要ではないだろうか。

諏訪神社

調べてみたところ、近くに群馬県立自然史博物館があったので、寄ってみた。館内われわれ二人で非常に贅沢な観覧となった。

博物館はコンパクトだけれど、なかなか行き届いた展示内容で、茨城県立自然博物館よりも面白かった。特に、恐竜の展示は内容が豊富だ。突然、実物大のティラノサウルスが動き出したのには驚いた。

恐竜展示

恐竜の化石発掘現場を再現した、実物大のジオラマは興味深い。

発掘現場

ダーウィンの部屋では、ダーウイン博士のロボットが話しかけてきた。この部屋は、体験型展示になっている。

ダーウイン

ヤドクガエルが水槽で展示されていて、実物を見るのは初めてだった。博物館の展示物は、興味深いのだけれど、本物、レプリカ、模型の表示がはっきりしていないのが気になった。

ヤドクガエル

製糸場のガイドから帰り道に「こんにゃく博物館」があって、こんにゃく食べ放題のバイキングがあるというので、行ってみた。「こんにゃく博物館」は、こんにゃく製造の株式会社 ヨコオデイリーフーズの工場に併設した施設で、工場を見学できる。

ヨコオデイリーフーズ

工場見学は、案内がないとよく判らないけれど、なんとなく想像しながら通過。

こんにゃく製造

こんにゃくバイキングは、工場で生産している色々な種類のこんにゃくを調理したものが12種くらいが、無料で食べ放題になっていた。少しずつ10種類程試食して見た。意外と味付け次第で旨く食べられる。

こんにゃくはカロリーゼロで、満腹感があるので、ダイエットに色々な味付けで食べると飽きずに続けられるだろう。

131203_12_2

帰り道は、大きな渋滞もなく行きと同じく2時間15分で帰り着くことができた。

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