CPAP装置の鼻マスクの結露対策 その2
CPAP装置の鼻マスクの結露に付いては、多くの人が困り、ガーゼを入れる、ヒーター付きホースを使ったり、鼻マスクとパイプを断熱するなど対策を行っているようだ。
ただ、結露は無くなるようだけれど、関東のように空気中の水分が少なければ、保温すると湿度が下がり、喉の乾燥の問題がでてくる。加湿器を使うときに問題もあるようだ。
それで、きたきつねは対策として水を沢山吸うことのできるキッチンペーパーを使って、マスク内の水分を吸収させ、乾燥してくると水分を出すという方法を試してみた。
ただこの方法も、キッチンペーパーの折り方が悪かったのと、固定していなかったので、送気量が多くなったり、クシャミをすると、マスクの中で紙が動いて、鼻に当たって不快になった。
そこで、キッチンペーパーの折り方、固定の仕方を色々と試してみた結果、ほぼ満足できるようになった。
(1)キッチンペーパーを46mm幅にカットして、短冊状にする。
(2)クリアーホールダーを22mm幅に切ったポリシートの短冊を作る。
(3)細長いキッチンペーパーの真ん中ににポリシートの短冊を置いて、両側から折り込む。
(4)折ったペーパーの中からポリシートの短冊を抜いてマスクに入れるペーパーができた。時間がある時に、多めに作っておいて、ジップロックで保存している。
(5)幅12mmのサージカルテープ(多孔質のもの)を用意する。
(6)マスクの内側にペーパーを入れて、内側に密着するように折り曲げる。
(7)鼻の部分で2重になるように内側に折り込む。
(8)ペーパー全体がマスクの内側に入った。
(9)マスクの鼻の下になる部分をテープで固定する。
(10)ペーパーの重なった部分をテープで固定。
(11)反対側の重ね合わせ部分もテープで固定。
(13)鼻にあたる部分を内側に折り曲げて完成。
無暖房の寝室(室温10〜13度)で、加湿器を使っているけれど、この方法で、結露水はペーパーでコントロールできているようだ。朝起きるた時に、ペーパーはしっかり濡れているけれど、水は残っていない。濡れたペーパーを剥がして捨て、マスクをウエットティッシュで清掃。
毎日、寝る前に一仕事あるけれど、慣れると数分でできるので、それほど負担になっていない。
ただ、ホースの中の結露水は無くすことができていないけれど、マスクに流れ込んでくることがないので、朝ホースを外して干す時に、水が流れ出して、周囲を濡らさないように注意が必要となっている。
寒い時には、結構な量の水が流れ出すので、洗面所に持って行って水を流してから陰干ししている。
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コメント
きたきつねさん、
同様に困っている方には朗報ですね。
サージカルテープ、適材適所の見本のようです。
それにしても、なぜメーカーが対応しないのか?
マスク枠はシリコンのようですが、使用者に合わせた
型取り特注までターゲットに製品化出来そうなのに。
投稿: かんてつ | 2014/01/30 14:37
かんてつさん
メーカーの対応が無いのは、海外メーカーなので、日本向けだけに作るのは、コストが合わないのだそうです。
マスクの枠は薄いシリコンで、特注するほど微妙ではないようです。内側のジェルのマスクがあるので、口の周りに密着します。
投稿: きたきつね | 2014/01/30 21:09