土浦の雛まつり
今回で10回目となるらしい土浦市の雛まつりを見に行ってきた。前回は随分前になる。
平日はまちかど蔵の駐車場は無料になっているらしい。きたきつねは雛まつりの指定無料駐車場になっている市立博物館の第2駐車場を使って、土浦城址を抜けてメイン会場のちかど蔵に向った。
ちかど蔵に展示されているお雛様をみてから、会場の地図をもらい少し回ってみた。展示に参加している場所が、広く分散しているのと、平日ということもあるのか、閉まっているところもあったり、飲食店の中に展示されていたりしていたので、ほとんど見ることができなかった。
真壁のひなまつりと比べると、規模、運営を含めて足下にも及ばない感じだ。10年続けていても、前回いったときよりもちょっとましになった程度という印象だった。
街おこしへの情熱が感じられないという印象だ。
蓮の葉と実を使った霞蓮雛人形(かれんびなにんぎょう)
霞ヶ浦のタニシを体に使った「かすみ人形」のお雛様。昭和の初期に作られて、民芸品となっていたらしいけれど、初めて見た。
土浦市は、長く地方の拠点だったのだけれど、他の地方都市と同様に、凋落に流されてきてしまったのだろう。
筑波研究学園都市ができた時には、生活のあらゆる面で土浦無しには進まなかったのに、そこで頑張らなかったのが大きいだろう。
筑波鉄道を廃止しなければ、今頃は沿線開発で人口増加していたかもしれないし、筑波研究学園都市との間の新交通システムを積極的に推進していたらまた違った展開になったかもしれない。
いま、土浦市役所を駅前のイトーヨーカドーの跡にもってくることになっているけれど、中心部の交通が混札するだけで、街が元気になるようには思えない。
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