春の飛島1日目
今日は旧暦4月1日で新月、「昭和の日」、「天長節」。
昨年は元気がなくてでかけなかった、恒例のようになった飛島バードウォッチングにいくことにして、深夜0時に自宅を出発。今回は4人で、3人は初飛島。高速道路は空いていて、順調に走って6時間程で酒田の船着き場に到着できた。
飛島に出発する前の朝食は、7時開店のさかた鮮魚市場の二階の「海鮮どんやとびしま」で漬け丼(756円)にした。開店前から並んでいたが、連休中とちがいゆったりとした感じ。
昨年就航した定期船「とびしま」は、前の「ニュートとびしま」と同じ双胴船だけれど、大きく、速くなった。船内もゆったりとしていて、下の甲板は立ち入り禁止になっていて、二階の屋根付きのスペースで海鳥を観察できるようなっていた。見晴らしが良くなって、高い位置から海面を見ることができるし、雨に日は随分楽なはず。
島はちょうどサクラ、スミレなどの花が満開で、花見をしながらのバードウォッチング。
飛島はウミネコの繁殖地で、岩山の上は営巣するウミネコで満員状態。太平洋側の八戸の蕪島と日本海側の飛島がウミネコの繁殖地として国の天然記念物となっている。
一日中ウミネコの鳴き声が聞こえているけれど、慣れると気にならなくなるものだ。
島について荷物を宿に置いて早速バードウォッチングに出発。コマドリの声が多いけれど姿は見えず、不思議なウグイスの声に惑わされながら歩き始めたが、アオジ、メジロ、ツグミばかりが目立つが、なかなかお目当ての鳥にであえない。
先に島に着いた人に聞いてみたが、どうも天気が良くどんどん渡っていくのと、疲れていないので鳥が元気で姿を現しても直ぐに林の中に潜り込んでしまうということだ。じっさい、姿は一瞬しか見えないことが多かったので、種数が増えなかった。
夕方に戻る途中、勝浦の海水浴場の崖でハヤブサが大きい鳥を食べていた。
犠牲になったのは、やはりウミネコで、翼が木にぶら下がっていた。
民宿の夕食。今朝から帰るまでさかな尽くしとなる。
【観察した野鳥】酒田港ー航路ー飛島 ヒドリガモ、カルガモ、キンクロハジロ、ミコアイサ、カイツブリ、カラスバト、キジバト、シロエリオオハム、オオミズナギドリ、ハイロミズナギドリ、ウミウ、アオサギ、アマツバメ、ヒメアマツバメ、ウミネコ、シロカモメ、セグロカモメ、オオセグロカモメ、コアジサシ、ウトウ、トビ、オオタカ、ハヤブサ、モズ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、シジュウカラ、ヒバリ、ツバメ、イワツバメ、ヒヨドリ、ウグイス、メジロ、ムクドリ、コムクドリ、クロツグミ、マミチャジナイ、シロハラ、アカハラ、ツグミ、コマドリ、コルリ、ルリビタキ、ジョウビタキ、ノビタキ、イソヒヨドリ、キビタキ、オオルリ、ニュウナイスズメ、スズメ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、アトリ、カワヒラ、ウソ、ホオジロ、ホオアカ、カシラダカ、ミヤマホオジロ、アオジ、クロジ(61種)
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