« 竹芝桟橋から三宅島へ | トップページ | 三宅島で出会った虫 »

2014/05/28

三宅島で大成果の鳥見

140528_1

今日は「花火の日」、「国際アムネスティ記念日」、「業平忌」、「辰雄忌」。

午前5時に時間どおりに三宅島三池港に到着。三宅島は25年前に社員旅行で来て以来だ。
もちろん双眼鏡などを持って観光そっちのけでバードウォッチングをしたのだけれど、その時は晩秋で、カラスバト、オーストンヤマガラ、アカコッコなどは見ている。

迎えの車に乗ってレンタカー屋に向い、借りた軽自動車でアカコッコ館の駐車場に。

カラスバト、コマドリ、イイジマムシクイなどの声を聞きながら事前情報の通りに林の中の道を進むと、先着の外人がヤイロチョウがいるよと教えてくれた。

ヤイロチョウは地面の落ち葉の間の虫を採っているようだった。薄暗い条件だったけれど、双眼鏡では非常にクリアーに見ることができた。前後合わせて一時間近く観察したが、今回の鳥は一度も声を出さなかった。

きたきつねは、一生見ることのできないと思っていた鳥の中の一つに会えたのでもう満足。同行の友人も声しか聞いたことがなかったということで、喜んでいた。

出会った外国人は、メールングリストで情報を出している人で、十数年前に会ったことがあって、久しぶりの再会だった。彼は先週高知県にヤイロチョウを探しにいって、声だけしか聞けなかったので、非常に喜んでいた。

合計3度見に行ったけれど、どんどん道の奥に移動しているようだ。それと、最初の頃は、2mくらいまで近づいてきたらしいけれど、非常に警戒心が強くなっている印象で、あまり近づけないようだ。

平日ということもあるのか、ヤイロチョウを見に来ていたのは、我々を含めて6人で、全員見ることができた。

その後、伊豆岬でウチヤマセンニュウを見てから大路池を一周してアカコッコ館に入り、情報のお礼をいって、奥の観察コーナーで水場に来る鳥をみていた。

メジロが多かったけれど、アカコッコ、イイジマムシクイも水浴びにきていた。歩き回るよりも効率が良いと思う。

140528_2

林の中では子連れのオーストンヤマガラを見ることができた。三宅島は場所によると思うけれど非常に鳥の密度が濃い印象で季節もあって鳥の声に満ちあふれていた。

140528_3

中でも大路池周辺のイイジマムシクイの囀りは非常に多く聞くことができたが、姿を見るのはなかなか難しかった。

140528_4

伊豆岬の灯台周辺の草原は、ウチヤマセンニュウの声に溢れていた。待っていると枯れた草の茎の上に上がってきて囀りを始めると、次々と上に登ってきて囀っていた。

多い時には5羽くらいが同時にでてくる。声の数は多く、霞ヶ浦のオオヨシキリの密度よりも多いのではないだろうか。近くにでてくれたが、午前中で、逆光だったのが残念なところだ。

140528_5

2000年の小山の噴火で溶岩が流れた場所は、少しずつ緑が戻ってきていた。それよりも火山ガスで枯死した森の緑の回復力には驚かされた。

140528_6

レンタカーを返して港まで送ってもらい、帰りのさるびあ丸を待っていた。待合室では、お土産のワゴン販売をしていて、焼いたくさやや薫製のトビウオ、アシタバ茶などを売っていた。

140528_7

三池港を出航してから直ぐにさるびあ丸のA甲板にでて海鳥を探し始めた。海上は薄い霧がかかっていて視程はそれほど良くなかった。それでも途中大きなオオミズナギドリの群れに遭遇した。オオミズナギドリの中に、ハイイロミズナギドリが混じっていて、少なくとも20羽程を確認した。

その他、ハシボソミズナギドリとオーストンウミツバメを見ることができた。

140528_8

途中、海上の鳥を探しているときに水平線に黒い物体が見えて、ドンドン近づいてきた。双眼鏡でよく見ると潜水艦だった。船首に白波を立てて移動中で、コンデジのCASIO EXILIM ZR400での撮影なのだけれど、比較的良く写っていた。

140528_9

伊豆大島沖でマレーシアのLNGタンカーとすれ違った。日本にLNGを運んだ帰りだろうか。

140528_10

今回は、前の晩に行くことを決めて、船中泊で日帰りに近いと強行スケジュールだったけれど、行って本当によかったと思う。大満足の探鳥旅行だった。

結局5月は3回、それも全部船の旅で、いずれも満足できる成果だった。年間記録種216種となった。東北の某女史の年間365種は無理かもしれないが、どこまで記録を伸ばせるだろうか。

【観察した鳥】
オオミズナギドリ、ハイイロミズナギドリ、ハシボソミズナギドリ、オーストンウミツバメ、ウミネコ、ダイサギ、チュウサギ、カラスバト、キジバト、ツツドリ、ホトトギス、コゲラ、ヤイロチョウ、サンショウクイ、ハシブトガラス、シジュウカラ、ヤマガラ、ツバメ、ヒヨドリ、ウグイス、イイジマムシクイ、メジロ、ウチヤマセンニュウ、ミソサザイ、アカコッコ、コマドリ、イソヒヨドリ、カワラヒワ、ホオジロ、スズメ(30種)+コジュケイ

|

« 竹芝桟橋から三宅島へ | トップページ | 三宅島で出会った虫 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/24505/59723428

この記事へのトラックバック一覧です: 三宅島で大成果の鳥見:

« 竹芝桟橋から三宅島へ | トップページ | 三宅島で出会った虫 »