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2014/05/17

舳倉島一日目

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輪島に到着したときはまだ風があって、波も2.5mと船が出るには微妙な雰囲気だった。低気圧の影響で二日間連続して欠航しているので、心配していたが、7時過ぎに出航が決まって一安心。

喜び勇んで港を出たのはいいけれど、大きなうねりがあって、ニューへぐらは、大きく上下しながらしぶきを上げていて、甲板にいても柱に掴まっていなければ飛ばされそうだったので、双眼鏡で鳥を探すのも無理で、久しぶりに船酔いしそうになった。

島に着いて準備をして島内を巡ることにした。前日からヨタカがいるというので、行ってみると木の枝に休んでいた。時折、目を開けたり、糞をしたり、鳴いたりしているけれど、日没まで同じ場所にじっとしていた。

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舳倉島は飛島と違い、平坦で小さな島ので、ゆっくりと巡ることができる。龍神の池の上にはニシイワツバメに久しぶりに会うことができた。腹と腰の白さ、背中の青く光る羽などじっくりと見ることができた。一眼レフは重いのでFinePix HS50EXRを持って行ったから、早く飛ぶニシイワツバメを撮影するのは無理だった。

ムギマキは、道の途中で若鳥も含めて沢山見ることができた。

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診療所裏の水場にはコルリが顔を出して非常に見やすかった。

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ブッポウソウは、松の木に止まって、飛んで虫を取っては同じ場所に戻ることを何度も繰り返していた。天気が良ければ、三脚なしでもFinePix HS50EXRでも1000mm望遠でそこそこの写真が撮れる。きたきつねのように記念写真程度ならば十分のようだ。

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舳倉島ではヘラサギが珍しいようで、池にくるのだけれど、近づいて飛ばす人が約一名いたので、飛んでいる姿か、岩礁の上で休んでいるところしか見ることができなかった。

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学校の前にカラフトムジセッカがでていたけれど、愛想が良くなかった。宿の前を通った時に近くの薮に出てくれた。

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ライファーは見られなかったけれど、シマゴマが目の前に飛び出してきたりと幸運にも恵まれ、久しぶりの鳥を沢山見ることができて非常に楽しかった。

【観察した野鳥】
カラスバトオオミズナギドリ、ハイイロミズナギドリ、ウミウ、ミゾゴイ、ゴイサギ、ササゴイ、アマサギアオサギダイサギ、チュウサギ、コサギ、クロサギ、ヘラサギクイナジュウイチツツドリカッコウヨタカ、クサシギ、タカブシギ、キアシシギ、イソシギ、トウネン、ウミネコ、オオセグロカモメ、ウミスズメ、ハチクマ、トビ、ツミ、ハイタカ、サシバ、コノハズク、ブッポウソウ、ハヤブサ、サンショウクイ、コウライウグイス、モズアカモズ(シマアカモズ)、ハシブトガラス、シジュウカラ、ヒバリ、ショウドウツバメツバメ、コシアカツバメ、ニシイワツバメイワツバメ、ヒヨドリ、ウグイスムジセッカカラフトムジセッカキマユムシクイエゾムシクイセンダイムシクイ、チョウセンメジロ、メジロ、オオヨシキリ、ヒレンジャクコムクドリ、マミジロ、クロツグミ、シロハラ、アカハラ、ツグミノゴマコルリシマゴマ、ルリビタキ、ノビタキ、イソヒヨドリ、エゾビタキ、サメビタキ、コサメビタキ、マミジロキビタキキビタキムギマキオジロビタキ、ツメナガセキレイ、キセキレイ、ハクセキレイ、ビンズイ、アトリカワラヒワマヒワ、アカマシコ、シメ、ホオアカ、カシラダカ、アオジ(51種、合計89種)

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