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2014/07/16

国立科学博物館 特別展「太古の哺乳類展」

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リピーターズパスがあるので、特別展の入場料は620円引きの980円。

石川県白山市で出土した白亜紀前期のハクサノドンの歯の化石から静岡県浜松市出土の第四紀更新世後期のタイリクオオカミの下顎の化石まで日本国内で出土した哺乳類の化石がまとまって展示されていた。

北海道大学総合博物館で見てきた足寄のデスモスチルスにも再会できた。

日本で初めて見つかったものも多いのでタイプ標本が数多く展示されているのも特徴だろう。

歴史的な美術品や文物を展示する国立博物館の特別展と違い科学博物館の特別展は、非常に難しいところがあるようだ。

まず対象とする人のターゲッティングが難しい。今回は夏休みということで、生徒や学生なのだろう。基礎知識がそれほどあるわけもないとしても、説明を多くすることもできない。

そこをどのように解決するかというのが、キュレーターの力量になる。でも、難しい。

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特別展の会場をでて出口に向かう途中にある360度シアターの前を通るとちょうど番組が始まるところだった。

360度シアターでは、「恐竜の世界」と「人類の旅」の二本の映像を見てきた。360度シアターを見るコツが判った。普通真ん中にいた方がいいと思いがちだが、シアターの両端の出入り口のドアの前がベストポジションで、全体を見ることができた。

日本館では、いつものフーコーの振子を見てから一階の中央ホールに上がってみたところ、マンガアーティストの寺田克也氏のイカスミを使って制作した「大王烏賊深海図」が展示されていた。

日本館では、いつものフーコーの振子を見てから一階の中央ホールに上がってみたところ、マンガアーティストの寺田克也氏のイカスミを使って制作した「大王烏賊深海図」が展示されていた。

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