雨上がりの里山散歩
池の水は相変わらず濁っていて、どうもブルーギルの大量発生で動物プランクトンが少なくなっている影響でないだろうか。アメリカザリガニの大発生で、アシ原が随分後退している。水の中は濁っていて見えないが、水草も相当アメリカザリガニに食害されているのではないだろうか。
コース途中の腰まであった草を、仲間が刈ってくれたので、雨上がりの濡れた草でズボンが濡れなかった。結構、長い距離の草刈りは大変だっただろう。
今年もきたきつねの大好きなゴイシシジミが多くなってきた。脚に生えた毛を写すのは難しい。
ゴイシシジミの幼虫はササにつくアブラムシを食べる肉食性で、成虫もアブラムシの分泌液をなめているらしい。
ゴイシシジミの口器は他の蝶のように長い口器を丸く縮めているように見えないが、いちど捕まえてみたほうがよいかもしれない。
ルリシジミは、羽を閉じていると地味な蝶で、なかなか開いたところを撮らせてくれない。
コースの途中に、カタバミの群落があって、そこではヤマトシジミが大量に飛び回っている。多くなると、感心が薄くなるのは不思議だ。
帰り道でアカタテハ幼虫を見せてもらった。
マイコアカネ、アキアカネ、ナツアカネなどのアカトンボが増えてきた。今年は、チョウトンボがまだ見ていない。昨年、池が干上がり、アメリカザリガニ、アメリカナマズなどの影響が出ているのだろうか。
トンボの写真は難しい。なんとかアジアイトトンボをだけ撮影できた。
【観察した鳥】 カルガモ、カワウ、カイツブリ、キジバト、アオサギ、ダイサギ、チュウサギ、ホトトギス、トビ、カワセミ、コゲラ、ハシブトガラス、ハシボソガラス、シジュウカラ、ツバメ、ヒヨドリ、ウグイス、オオヨシキリ、スズメ、ハクセキレイ、カワラヒワ、ホオジロ(22種)+コジュケイ
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