我孫子市鳥の博物館「山階コレクション展ー日本の鳥学を築いた研究所の貴重標本ー」
我孫子市鳥の博物館で開催中の国際鳥類学会議の開催に会わせた企画展「山階コレクション展ー日本の鳥学を築いた研究所の貴重標本ー」を見てきた。
前後期に分かれていて、絶滅鳥のカンムリツクシガモ、リョコウバト、ヤンバルクイナのタイプ標本は、今日までしか見ることができないということで、急いで見に行ったということだ。
山階鳥類研究所は展示施設がないので、一般にとって今回は非常に貴重な機会になる。研究者は、研究所の標本庫に入ることは可能だけれど、一般人はこのような機会を逃すことはできない。
カンムリツクシガモとミヤコショウビンの標本は過去に見ているので、リュウキュウカラスバト、リョコウバト、カロライナインコ、エスキモーコシャクシギの標本をじっくりと観察した。
ヤンバルクイナのタイプ標本も非常に貴重なもので、初めて見た。新種として記載されたときの標本だ。
オリイモズ、オガワコマドリ、ウチヤマセンニュウなど日本の野鳥に名前を残している鳥類のコレクターの標本なども興味深かった。
日本のヤマガラの亜種の標本があって、半分程しか見たことが無い。
日本のフクロウの亜種の標本もあって、キュウシュウフクロウの暗色型は見てみたいものだ。その他の標本も一見の価値のあるものばかりで、でかけてよかった。
後期も、絶滅したドードーの骨など貴重な標本が見られるので、会期中に行ってみたい。
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