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2014/09/24

博物館と美術館でもう頭が満腹

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今日は旧暦9月1日、「社日」、「新月」、「清掃の日」、「みどりの窓口記念日」、「南洲忌」。

午後に用事ができたので、上野の博物館巡りすることにした。

恒例のフーコーの振り子を見に国立科学博物館の日本館に寄った。リピーターズパスのお陰でワンポイントで見たものが見ることができるというのは嬉しい。

ついでに、日本館の常設展示をつまみ食いで見て東京国立博物館に向かった。

東京国立博物館の本館で2014年日中韓国立博物館合同企画特別展「東アジアの華 陶磁名品展」を見た。日本、中国、韓国の3ヵ国の国立博物館から陶磁器コレクションの中から各国15件ずつ、あわせて45件の名品が集まっていた。

地味な展示で、平日ということもあって、ゆっくり見ることができた。青磁類が美しかった。

東洋館に移って「趙之謙の書画と北魏の書-悲盦没後130年-」を見た。趙之謙は、篆刻のお手本として尊敬する書家なので、眼福極まりなし。

3階で占いの実演をしていて、モンゴルの骨占いのシャガイを体験してみたが、1111がでて「最高の幸運はあなたにあります」という結果となった。コの場所で、この卦はこれまで出たことはないそうだ。「宝くじ」を買わなくては!

東洋館は久しぶりなので、3階で中国の美術、地階で東南アジアの陶磁・金銅像などを見て外にでようとしたら、ミュージアムシアターでちょうど番組が始まるところだったのでバーチャルリアリティーの「伊能忠敬の日本図」を見てしまった。

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さらに上野の森美術館で本日の目的の「ボストン美術館浮世絵名品展 北斎」を見た。ボストン美術館の浮世絵コレクションは世界一で今回は葛飾北斎の作品141点が里帰りということになる。

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葛飾北斎の浮世絵はこれまでも見ているし、印刷物でもよく見ることができるが、今回のように系統的にかつ大量の作品を見る機会は少ないと思う。

浮世絵は、印刷物だけれどただの印刷物ではないので、昔は手にとって見ていたものだから、実物を間近に見るのが一番だと思う。

特に、トンボや蝶の羽、ボタンや桜の白い花などが浮き出して見える空摺りの効果は実物でしかわからないだろう。

もう頭の中が満腹になってしまった。

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