映画「ふしぎな岬の物語」
公開から1ヶ月以上経ちそろそろ上映時間が少なくなってきたので、吉永小百合主演の映画「ふしぎな岬の物語」を見てきた。
吉永小百合による吉永小百合のための映画ということは分かっていたが、吉永小百合自身なのか周囲なのかわからないけれど、年老いることを隠そうとし過ぎなのではないだろうか。
老いの美しさを表現してもいいような気がしてならない。
ストーリーは、良いと思うのだけれど、エピソードのひとつひとつが何だか中途半端な印象で、本当に不思議な感じがした。
前半の喫茶店主の悦子の周りの不思議な行動が、後半の火事で喫茶店が燃え落ちて、甥の浩司のところで感情をぶつける場面のためにあるのだろうか。
劇中で村のおやじのフォークグループのブラザーズ5が歌うのだけれど、これはずるい。杉田二郎、堀内孝雄、ばんばひろふみ、高山厳、因幡晃というのは絶対反則だろう。
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