CASIO EXILIM ZR500の全焦点マクロ撮影
CASIO EXILIM ZR400とCASIO EXILIM ZR500には、夜景、パノラマなどの撮影ができるベストショットモード(BS)があって、夜景やパノラマ、広角などの撮影モードは使っていたけれど、「全焦点マクロ」についてはよく分からなかったので使っていなかった。
調べてみると、「全焦点マクロ」というのは近景から遠景まで全ての領域にピントが合った写真を撮影できるモードで、自動的に焦点距離を変えて連写して合成する「深度合成」ができるということがわかった。
「深度合成」は、OLYMPUS STYLUS TG-3の顕微鏡モードで使えるものと同じで、それが撮影範囲がマクロだけでなく、一般撮影にも使えるということだ。他のコンデジでは、深度合成はできないものが多いので、
コンデジでは、レンズのF値が大きいので、比較的被写界深度が深く一般撮影ではあまり効果が判りにくいので、被写界深度が浅くなるマクロ撮影で撮影して比較してみた。
一番手前の黒いピンがレンズから2cmで、それぞれのピンの間隔は1cmにしてある。上の写真の左が「全焦点マクロ」で右が普通のマクロ撮影の画像となっている。
確かに「全焦点マクロ」はレンズから3cmから12cmまで焦点が合っている。普通のマクロ撮影では3cmから7cmとなっている。
同じように、本を「全焦点マクロ」と普通のマクロで撮影してみたが、「全焦点マクロ」の方が焦点が合っている範囲が広くなっている。
ただ「全焦点マクロ」モードは、細かな設定が無理なので、撮してみて結果を確認してみないとどの範囲まで撮影出来ているかわからない。
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