所沢航空発祥記念館
滅多に東京よりも西に行くことが無いので、一度行きたいと思っていた所沢航空公園の中にある所沢航空発祥記念館に行ってみた。
ここでも老人割引。65歳以上は100円引きの410円で入館。以前は無料だったらしい。
記念館の外観で予想した通り、飛行機やヘリコプターが床や天井から吊り下げて展示されていた。大部分が自衛隊の退役機。
エントランスの天井から所沢飛行場で飛んだ日本発の国産軍用機の「会式一号機」が吊り下げられていた。
富士重工の第二次世界大戦後初の実用国産飛行機でかつ、初の国産ジェット練習機「T1-B」(25-5856号機)のノーズコーン。タイムボカンの豚の鼻に似ている。
昭和28年にアメリカから供与されて基本操縦訓練に使われたパイパーL-21。主翼が木製布張り、胴体も鋼管溶接布張り。
一階の奥では特別展「空から宇宙へ ―糸川英夫とはやぶさ―」を開催中だった。戦前、中島飛行機で「隼」や「鍾馗」などを設計し、戦後は東大でロケットの研究をしていた糸川先生の業績が展示されていた。
零戦を設計した堀越二郎さんの書き込みのある糸川先生の論文なども展示されていた。
他に飛行の原理、管制塔、シミュレーターなどがあって、古いけれど良く監理されているようだった。
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