宮﨑駿さんの風刺画についての見解
今日は「祈年祭」、「雪の特異日」、「天使の囁きの日」、「安吾忌」。
雨模様なので、雨読の一日。
昨日の夕方、TBSラジオの「荒川強啓デイ・キャッチ!」に出演した宮﨑駿さんが、風刺画の在り方について、「まずもって自国の政治家にやるべきであって、他国の政治家にやるのはうさんくさくなるだけ」と指摘。その上で、他の文明が崇拝しているものを対象にすることは「やめた方がいい」と話したということだ。
きたきつねも同感で、宗教のような心の問題にまで踏み込むべきではないと思う。ハンチントンの文明の衝突が予想している世界そのものような気がする。
表現の自由というのは、先進国が勝手に決めたことであって、自分たちの尺度で表現の自由を振りかざすべきではない。
表現の自由は、自分たちのコミニティーの中でしか通じないということを分かっていなければならないだろう。
特に、宗教に関しては、異文明がずかずかと土足で踏込のは避けるべきことだろう。もし、パレスチナの出版社がユダヤ教をについて風刺画を掲載したら、イスラエルはミサイルを打ち込むような気がする。
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