映画「INTO THE WOODS」
ディズニーのミュージカル映画の「INTO THE WOODS」を見に行ってきた。平日の午前中ということもあって、観客は6名と貸切状態だった。
魔女の呪いで子供に恵まれないパン屋の夫婦が、魔女から呪いを解くために白い牛、赤い頭巾、黄色い毛、金色の靴の4つを三日間のうちに持ってくるようにということから森に向かうということで、この夫婦が舞台回しとなって物語が進行する。
おとぎ話のシンデレラ、赤ずきん、ジャックと豆の木、ラプンツェルが重層的に絡んできて、不思議な物語になっていた。
途中、白い牛、赤い頭巾、黄色い毛、金色の靴を手に入れてパン屋の夫婦は子供が授かり、めでたしめでたしとなるところで、シンデレラ姫と王子と結婚式の最中に空からジャックに夫を殺された巨人の妻が降りてきて、ジャックを探して森を破壊し始める。
巨人の妻を力を合わせて倒すために動き始めるのだけれど、パン屋の妻やジャックの母親が死んだり、シンデレラは王子と別れたりしながら、幸せとは、命とは、正しいこととは何かといったことを登場人物たちが考えていくという話に展開していく。
デズニー映画としては、全く子供向きではなく、おとぎ話について色々なことを知っている大人が見るとパロディーやコメディーの要素が詰まっていて面白いと思う。あまりの複雑さについてこれない人もいるだろう。
ディズニーはどうしてこのような映画を作ったのだろう。
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