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2015/04/28

大ニセモノ博覧会-贋造と模倣の文化史-

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今日は「サンフランシスコ平和条約発効記念日」、「身体障害者福祉法施行記念日」、「缶ジュース発売記念日」。

昨日よりも気温が29度近く上がって真夏のような日になった。真夏日のところもあったようだ。

ずっと行きたいと思っていた国立歴史民俗博物館で開催中の「大ニセモノ博覧会」に行ってきた。

テレビ東京の「開運!なんでも鑑定団」でも、沢山のニセモノがでてくるけれど、「大ニセモノ博覧会」は考古文物、書画、陶磁器、お金まで色々なもののニセモノがあって、これをまとめて展示するという企画だ。

ニセモノと言っても、金に目が眩んで作られたニセモノや本物を真似して新たなものを創造したものまで多様なものがあるということがよく分かる。

ニセモノオンパレードで、素人のきたきつねから見てもニセモノとハッキリ分かる絵もあった。
それでも真贋もはっきりしないものもあるらしい。

ピルトダウン人や日本の旧石器捏造などニセモノによる大事件についての展示も興味深い。

オモシロイと思ったのは、江戸時代の終わり頃から明治時代にかけて、日本から欧米に沢山の人魚のミイラが輸出されていたということで、ミイラの作り方と作られたミイラが展示されていた。

この博物館自体、考古関係を中心に展示物の多くがレプリカで、レプリカが重要な役割を果たしているから、この企画はいいのかもしれない。

会場の外に、一億円、千両箱、慶長大判の重さを体験できるコーナーがあった。一億円を持ってみた。

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第4展示室「民俗」特別展示は「山の流行服」で、石川県白山麓山村衣生活具の中から冬の服飾類が展示されていた。

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民俗資料として招き猫のコレクションも面白い。

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