江戸東京博物館「発掘された日本列島2015」
今日は旧暦5月1日新月、七十二候の「梅の実黄ばむ」、「家庭裁判所創立記念日」、「天気予報記念日」、「和菓子の日」。
東京に出る用事があったので、時間まで両国の江戸東京博物館で開催中の「発掘された日本列島2015」とリニューアルされた常設展示を見にいってきた。65歳以上は常設展示の観覧料は、中高生と同じ一般の半額で300円だった。
昨年発掘調査された成果の中から19遺跡412点が展示されていた。もう一つの特集は、東日本大震災で被災した埋蔵文化財の中から7遺跡127点が展示されていた。
入り口には栃木県下野市の甲塚古墳の埴輪が並んでいた。中でも機織形埴輪は興味深かった。
ちょっと面白いと思ったのが、岩手県滝沢市のけや木の平団地遺跡の人体文のついた縄文時代後期の土器で、初めて見た。
福島県南相馬市の天化沢A遺跡出土の奈良時代の製鉄炉の羽口も興味深い。
茨城県牛久市,シャトーカミヤ旧醸造所施設は、日本大震災の復旧作業の中で新たに出土したレンガやワインのボトルなどで、富岡製糸場のレンガと同じものがあったということだ。
リニューアルで増えたものとしては、スバル360で、非常に状態の良いものだった。きたきつねところはマツダ「キャロル」だったけれど、叔父さんところは「スバル360」であの2ストのバタバタという音と白い煙を覚えている。
浅草の電気館の模型はあったような気がするけれど、良い感じだった。
公団住宅の再現は、歴史民俗博物館よりもリアルな感じがする。
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