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2015/06/23

芝山町立芝山古墳・はにわ博物館

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航空科学博物館の近くに芝山町立芝山古墳・はにわ博物館があって、一度行きたいと思っていたが、成田方面は早朝が多くなかなか寄る機会がなかったので、時間があったのでよってみるととにした。こちらも入館料がJAFの割引で25%引きの150円だった。

博物館は、成田空港の滑走路の延長線上にあって離着陸機が真上を飛ぶ立地のようで、室内にいても時折ジェットエンジンの大きな音が聞こえる。

この辺りは中世まであった霞ヶ浦のとつながる大きな湖の「香取の海」の湖岸にあたり、古代から人々が暮らしていた場所で、霞ヶ浦湖岸地域と同様に遺跡が多いところだ。古墳も多く、古墳に飾れていた埴輪も多数出土している。

芝山町はその埴輪を街のシンボルとしているようだ。成田空港から九十九里海岸に向かう道路は「芝山はにわ道」という名前で、道沿いには埴輪のレプリカが並んでいる。

博物館はコンパクトな博物館で、芝山古墳群の出土品を中心に周辺の古墳からの出土品、レプリカなどが展示されている。この博物館は、小中学生対象に教育活動にも力を入れているようだ。

栄町の「房総のむら」の龍角寺古墳群もすごいけれど、千葉県の古墳の多さには驚かされる。

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ちょっと変わった家形埴輪と人型埴輪があった。人型埴輪はなにかひょうきんな感じがして楽しそう。

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彩色された人物埴輪を参考にして古代の衣装をと化粧をした人々の展示は面白い。毎年、芝山町では、「はにわ祭」というものが開催されていて、この人形のような姿をして巫女の舞や武人の行列などのイベントがあるらしい。

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帰りに博物館の職員に地図を貰って殿塚古墳と姫塚古墳を見てきた。国の史跡になっているということだ。早稲田大学が調査をしたらしい。

芝山町立芝山古墳・はにわ博物館のHPには、「房総のはにわを歩く」というページもある。

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