フィールドスコープが壊れた
対物レンズを外してネジを取り出したけれど、どこから外れたのかわからない。ネジの油で汚れたのか、奥のレンズに黒い汚れれが着いていた。
フィールドスコープのレンズを外す時に、接眼レンズの部分でもカタカタ音がするので、接眼れずを外して中を見ると、ポロプリズムが固定が外れて動いていた。さらに、ミラーを固定する接着剤も割れていた。
1989年の発売直後に購入して足掛け27年、何度も落下して、対物レンズのカバーが凹み、最初に買った接眼ズームレンズ曲がる程の衝撃を受けてきても、現役で活躍したのに、一気のガタが来たようだ。
接眼レンズも、ズーム接眼が壊れて仮のつもりで使ってきたもので、メガネを付けると見づらくなっていたので、そろそろ寿命かなと思っていたのを感じたのかもしれない。
確かに最近の高額な望遠鏡に比べると、解像度は劣っているし、見た目もボロだけれど、このフィールドスコープは、雨や嵐を厭わずに各地で400種以上の野鳥を一緒に見てきた戦友だ。探鳥会でも活躍してくれた。
さて新しいフィールドスコープは必要だけれど、残りの時間を考えて悩むところだ。いつまで、バードウォッチングができるかと考えてしまう。
最近のバードウォッチング用の望遠鏡(フィールドスコープ)の性能の良さには驚くばかりだけれど、国産でも値段の高さに足がすくむ。
対物レンズの大きいものは、明るくて老化の進んだ目には適しているけれど、物理的に重いだけでなく、年金生活者の財布に響くことになる。
といって対物レンズの口径50mm位の軽くて、安いものは、老化した目ではよく見えない。昔出張の時にカバンに入れていた50mmのもの(プロミナー)は、朝夕やちょっと遠くなると一気に見づらくなって、あくまでもサブ機にしかならないようだ。
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